北信越高校総体・陸上(男子) 八種競技で梶川(松本国際)がV 11年ぶり北信越高校新
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■巻き返し、最終1500で快走 焦りは喜びに
最終種目の1500メートル。3番手で最後の直線に差しかかった男子八種競技の梶川は「抜くしかない」と、ゴール直前で2人を追い抜いた。「いつも以上のスパートがかけられた」と両手を広げて喜びを表現し、11年ぶりに塗り替えた北信越高校新記録に花を添えた。
100メートル、走り幅跳び、砲丸投げ、400メートルの前半4種目は、大崩れこそしなかったものの首位と52点差の2位。「内心焦っていた部分もあった」。しかし、2日目は最初の110メートル障害の自己新で流れをつかみ、7種目目の走り高跳びでは2年ぶりに1メートル89をクリアした。「緊張や不安が一気に解けた」と、1500メートルの快走を生んだ。
県大会の走り高跳びで右足のかかとを痛め、2週間はハードルや跳躍の練習を回避。それでも…