「羊肉で地域文化を豊かに」 東御市の耕作放棄地活用し牧場経営 佐々木辰徳さん(39)

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子羊を抱える佐々木さん

「ここで育った羊は臭みが少なくて食べやすい。東御でしか育てられない羊肉を作りたい」。東御市新張の2ヘクタールほどの放牧地。約50頭の羊が歩いたり、草を食べたりする光景が広がる。つい5年ほど前は木が生い茂るような耕作放棄地だった。

 岩手県宮古市出身。羊肉をよく食べる同県遠野市出身の父親の影響で、子どもの頃からジンギスカンなどに親しみがあった。北里大獣医畜産学部(青森県十和田市)、同大大学院で植物生態学などを学び、自然を再現するビオトープや景観形成を研究。畜産関連の就職活動で訪れた際に「故郷の風景に似ていた」という東御市の畜産会社に入った。

 牛を育てながら、市内に広がる耕作放棄地で畜産をやってみたいと2019年に独立、羊を育てる「ササキファーム」を…

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