26日投開票された大町市長選は、現職の牛越徹氏(71)が新人の鈴木良三氏(66)を大差で退けた。ただ、投票率は過去最低を更新。牛越氏は市民の信任を得たものの、得票数が有権者全体に占める割合は4割弱にとどまる。選挙戦では人口減少に対応する移住定住促進などを掲げたが、具体策は見えにくかった。市政初の5期目の市長として、市民に届く言葉で発信していけるかが一層問われる…