【土の声を 「国策民営」リニアの現場から】 今でも「夢の超特急」? 〈第7部 事業再考⑧〉

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ネット上の仮想空間「メタバース」の中でアバター(分身)を操作する千野さん。コミュニケーションの手段は多様化している=13日、茅野市ちの

■八、時代に乗り遅れた計画でないか

 ノートパソコンを開くと、3Dコンピューターグラフィックス(CG)で作ったゲーム空間のような街が現れた。青空に雲が浮かび、ビルやホールが並ぶ。キーボードを操作する人の分身「アバター」が画面の中で走ると、浜辺に出た。インターネット上の仮想空間「メタバース」だ。

 「うちの『本社』もこの中にありますよ」。仮想空間「ガイアタウン」を運営するガイアリンク(茅野市)の副社長、千野将さん(38)が13日、茅野市のJR茅野駅前のラウンジで画面を示した。仮想空間で、千野さんのアバターがオフィスに「出社」した。

 黄色いジャケット姿の男性のアバターが現れ、こちらに手を振った。アバターの主は…

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