諏訪市街地で冠水被害 国道20号やJR中央東線、一時不通に

大雨で冠水した市街地=5日午後6時43分、諏訪市末広

 諏訪市街地で5日午後5時半ごろから約2時間、激しい雨が降り、飲食店が並ぶ同市末広では道路が冠水した。気象庁によると、諏訪の1時間降水量は午後6時49分までに65・5ミリを記録。一時は膝下くらいまで水に漬かり、付近の店の関係者や住民が車の誘導など対応に追われた。

 同市末広のラーメン店店長浜元貴(げんき)さん(33)は昨年8月の大雨を機に用意した土のうを店の入り口に置き、通行車の誘導などに当たった。地元で会社を経営する松沢祐介さん(57)は「ここは大雨のたびに水に漬かるけれど、今回はいつもよりスピードが速かった」と話し、事務所内に入り込んだ水をかき出す作業に追われた。

 諏訪市内を通る国道20号の四賀武津交差点―赤羽根踏切間と諏訪一・二丁目交差点―豊田道踏切間は、それぞれ約1時間にわたり全面通行止めになった。市によると、他に市内の複数箇所で道路や家屋への浸水が相次いだ。JR中央東線は茅野―下諏訪間で一時運転を見合わせた。

 長野地方気象台によると、5日の県内は日中の気温上昇や上空の寒気の影響で大気の状態が不安定になっていた。6日の県内も激しい雨が降る所がある見込みで、午後6時までに予想される24時間降水量はいずれも多い所で80ミリ。

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