しなの鉄道減便 その先は 利用者「仕方ないが…」不安は募る〈みつめる知事選〉

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上田駅でしなの鉄道を利用する人たち。通勤、通学者ら多くの人の移動、生活を支えている=4日午前11時31分、上田市

■駅無人化・終電繰り上げなど、経営改善へ〈みつめる知事選〉

 「運転免許を持っていないので、歯医者や温泉施設へ行くのに使っている。鉄道は生活の足」。しなの鉄道(上田市)を月4、5回利用しているという上田市の女性(71)は、上田駅で電車を待ちながら話した。新型コロナウイルスの流行前は外国人観光客が多く乗車しており、片言の英語で話しかけるのが楽しみだったと振り返る。

 経営改善に向け、来春には減便を含むダイヤの全面見直しがある。女性は「これから免許返納者も増えると思う。減便は仕方ないけれど、観光客の減少が続くと路線を維持してもらえるか」と心配した。

 県が7割以上に当たる17億8200万円を出資する第三セクターのしなの鉄道は台風19号災害のあった2019年度の決算で…

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