熟練工の技継承 松一(諏訪市)がバフ研磨の力加減グラフ化 新サービスに
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研磨加工の松一(まついち)(諏訪市)は、金属に光沢を持たせる目的などで行う「バフ研磨」の際、力加減を数値化して示す装置を兵庫県立大(神戸市)の研究グループと共同で開発した。作業時に押す力の入れ具合をリアルタイムでグラフに表示。職人技の習熟は勘に頼りがちだが、定量化して把握することで、技術の継承を進めるメーカー向けの教育サービスとして展開を図る。
同大は、熟練工の技術を生かした人材育成を目指すプロジェクトを進めている。これに同社の松沢正明社長も参加し、装置を開発した。
バフ研磨は…