「社会人のリアル聞きたい」 大学生がフラットな交流会、企画へ
長野県立大(長野市)の学生など3人でつくる「Egg Lien Space(エッグ・リアン・スペース)」が20日、社会人らに仕事内容などを聞く「学生×社会人交流イベント」を長野市早苗町の「みらいく早苗町地域交流スペース」で開く。社会人のイメージがつかみにくい、どんな仕事があるか分からない―といった学生や高校生の漠然とした不安を解消しようと初めて企画。学生らは社会人と気軽に話せる雰囲気にしたいと計画を進めている。
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メンバーは同大グローバルマネジメント学科1年でエッグ・リアン・スペース代表の木田結菜(ゆうな)さん(19)と、同大こども学科1年の下島佳純さん(19)、県内で保育園を運営する一般社団法人「信州子育てみらいネット」(長野市)代表理事の山岸裕始(ひろし)さん(43)。3人は長野市内の企業が運営する「起業クラブ」で出会い、「学生に力を与えたい」との思いが共通して一緒に活動することにした。
まずは下島さんが立案した学生と社会人との交流会を開催することになった。将来を考えると、社会人がどんな生活を送っているのか、どんな職業が自分に合っているか不安を感じている…