医療機関、現行保険証の存続「必要」92% システムトラブル相次ぎ現場混乱 長野県保険医協会調査

有料会員記事
マイナ保険証を巡る県内医療機関の負担について説明する宮沢裕夫会長(中央)ら=25日、県庁

 県内の開業医らでつくる県保険医協会(長野市)は25日、政府が来年秋にマイナンバーカードと一体化する「マイナ保険証」を巡り、県内医療機関の9割余が現行の健康保険証を存続させる必要があると答えたとする調査結果を公表した。システム上のトラブルが相次ぎ、医療現場が混乱していると指摘した。

 調査は8月1~31日に県内医療機関879施設を対象に実施し…