美術鑑賞、視覚障害ある人もない人も 長野県立美術館で催し

視覚障害者の松崎さん(右から2人目)と美術鑑賞を楽しむ参加者たち

  視覚障害のある人とない人が共に美術鑑賞する催しが5日、長野市の県立美術館であった。見える人が絵画の色や表現を解説し、一緒に想像を膨らませた。

 数人のグループで作品を鑑賞。市内の藤沢善博さん(64)は、障害のある上田市の松崎奈津江さん(53)と浅間山の油絵を楽しみ、「手前にススキ」「奥に見えるの…