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憲法事件を歩く 第1部「9条」⑦ 自衛隊は「戦力」 初の違憲判決
■長沼ナイキ基地訴訟㊥ 自衛隊の違憲性を問う長沼ナイキ基地訴訟の裁判長を務めた福島重雄は現在、90…
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憲法事件を歩く 第1部「9条」⑥ 戦争放棄 小諸出身の小林直樹証言
■長沼ナイキ基地訴訟㊤ 北海道・石狩平野の南端に位置する長沼町。訪れた10月上旬、全国有数の生産量…
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憲法事件を歩く 第1部「9条」⑤ 憲法判断回避 「圧力」証言も
北海道恵庭町(現恵庭市)の自衛隊演習場の騒音被害に悩まされた牧場経営の野崎健美(たけよし)(85)、美晴(よしはる)(84)兄弟が1962(昭和37)年、抗議のため演習場の通信線を切断した事件。弁護団は自衛隊法(防衛供用物損壊罪)に問われた兄弟の無罪を勝ち取るため、自衛隊の違憲性を訴える戦術に出た。
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憲法事件を歩く 第1部「9条」④ 前文から発展「平和的生存権」
■恵庭事件㊤ 北海道中部(道央)に位置し、市域の約3分の2が森林地帯の恵庭市。その森林の中に約49…
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憲法事件を歩く 第1部「9条」③ 最高裁は一審破棄 事件は終わらず
■砂川事件㊦ 日本への米軍駐留が憲法9条で禁止する「戦力の保持」に当たり違憲とし、米軍基地侵入の被…
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憲法事件を歩く 第1部「9条」② 米軍駐留は違憲の「伊達判決」
■砂川事件㊤ 東京都立川市の北部に広大な敷地を持つ陸上自衛隊立川駐屯地がある。旧砂川町側の境界から…
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憲法事件を歩く 第1部「9条」① 「戦争はこりごり」結束し勝利
戦争の反省を刻み込んだ日本国憲法。その理念と現実との溝が戦後の歩みの中で広がっていないか。戦争放棄…