ウスバキトンボ「採集大作戦!」 伊那市でイベント 親子ら参加
伊那市のNPO法人伊那まちBASEは13日、羽化後、日本を北上することで知られるウスバキトンボの生態を知るイベントを同市西町の春日公園で開いた。親子ら21人がトンボを捕まえ、羽に識別番号などを書いて放した。
「ウスバキトンボ採集大作戦」と名付けたイベント。同法人の自然観察指導員大村洋一さん(67)=伊那市上牧=によると、ウスバキトンボは毎年4月ごろ九州から南方で羽化し、全国に広がる。大村さんは、奈良教育大(奈良市)の研究者らが国内20カ所以上で行っている全国調査に参加。羽に印がある個体が見つかった…