次の課題はワイン観光【玉村豊男とNAGANO WINEの30年】〈第4部 長野県を発信する〉⑨
だいたい「10年計画」って、7、8年が過ぎると何もしなくなり、「あの計画、どうなったっけ」となりがちでしょう。長野県の「信州ワインバレー構想」が残すところ2年ほどになった2020年。「また新たに目標を掲げてやりましょうよ」と県に働きかけて、最後の2年でやるべきことを書き出したのが、「信州ワインバレー構想グレードアップ版」です。
柱は「観光へのテコ入れ」でした。実際には、新型コロナウイルスの影響が大きくて、ほとんど動けていないんですけれど。
信州ワインバレー構想は期限が10年。つまり2022年度で終わります。今までの成果を踏まえ、次の5年…