そば粉の品質を数値で「見える化」 茅野市の八剣技研と信州大名誉教授が計測装置開発
茅野市の省力化機器メーカー八剣(やつるぎ)技研と信州大農学部(南箕輪村)の井上直人名誉教授(69)が10日、そば粉の品質を計測する装置を開発したと発表した。味や香り、鮮度、色合いを示す「緑度(りょくど)」の4項目を測ることが可能。これまでは目視で確認するなど品質の基準が明確でなかったが、数値として「見える化」して客観的に評価することでブランド力の向上に役立てる。
装置の大きさは縦10センチ、横15センチ、高さ7センチ。そば粉にLED(発光ダイオード)の光を当て…