山と人生のインタビュー企画「山と私」。第4回は長野県大町岳陽高校(大町市)教諭で、全国高体盟登山専門部顧問の大西浩さん(62)。高校山岳部の顧問を約30年務め…
7年目に1度の諏訪大社の御柱祭は、4月の山出しに続いて、里曳(ひ)きが5月16日に終了した。山中で伐採されたモミの大木は上社(諏訪市、茅野市)と下社(諏訪郡下諏訪町)を合わせて16本。それぞれが氏子たちによって…
新型コロナ下で山の登り方は変わっても、雄大な自然に癒やされたい思いは変わらない。4~5月に長野県内を訪れた登山者を対象にしたアンケートからはそんな姿が浮かび上がる。中には、コロナ下で新たに…
朝日を受けて、淡い朱色に染まる新雪の穂高連峰。吹雪から一夜明けた3日午前5時すぎ、標高約2300メートルの涸沢を訪れた登山者たちは、列をなすようにして…
登山中に自分の位置を確認できるGPS(衛星利用測位システム)地図アプリやGPS端末の利用が進んでいる。4月に長野県内を訪れた登山者46人にアンケートをしたところ、9割近くが利用。吹雪で視界が閉ざされるホワイトアウトなどで「アプリに助けられた」と語る登山者は多く…
アルプスなどの山岳風景を望む展望台にある長野県内のキャンプ場が人気となっている。新型コロナウイルスの影響で屋外レジャーを楽しむ人が増えている中でも、「絶景」を眺められるポイントは…
山と人生のインタビュー企画「山と私」。第3回は、安全登山や自然を楽しむための各種研修を開催している…
長野県内でこの冬(昨年12月~3月)に発生した山岳遭難は41件を数え、新型コロナ前に近づいたことが県警山岳安全対策課のまとめで分かった。このうち約4割は…
長野県内の山岳も春山登山の季節を迎えつつある。好天に恵まれた2日、北アルプス北部の栂池自然園(北安曇郡小谷村)では、大斜面の滑走を楽しもうと多くのバックカントリースキーヤーが稜線(りょうせん)を目指した。一面の雪原が広がる自然園では…
パウダースノーの滑走を安全に楽しんでもらおう―。北安曇郡小谷村の栂池高原スキー場は、場内にある樹林帯の一部を「特別滑走エリア」(TSUGAPOW DBDエリア)として今シーズンは3月27日まで開放した。このエリアに入るスキーヤーらは…
奥山のキノコとされるナメコが里山にも―。長野市の篠ノ井や松代町でこんな事例が確認されている。発見したキノコの専門家も当初は「栽培されたものでは」と疑いの目を向けたが…
山と人生のインタビュー企画「山と私」。第2回は白馬山案内人組合(北安曇郡白馬村)に所属する山岳ガイドの泉秀和さん(52)。現在は第63次南極観測隊(2021年11月~23年3月)の隊員として昭和基地で活動している。
信州での暮らしの中には人々の心に刻まれた山がある。山菜が春を告げる里山であったり、集落や田畑を見渡す展望台であったり、荒々しく険しい高山の場合もある。そうした山にまつわる思いに耳を傾けたい。初回は画家・グラフィックデザイナーの原田泰治さん(3月2日死去。81歳。諏訪市出身)。
長野・岐阜県境の御嶽山(3067メートル)の火山活動が高まっている。2月23日に火山性地震が増加した後も地震が続いており、気象庁は火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性がある…
山小屋経営者インタビュー「山小屋のこれから」。最終回は槍・穂高連峰などの25の山小屋でつくる北アルプス山小屋友交会の会長、山田直(ただし)さん(60)=横尾山荘経営。