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県内酷暑 飯田市教委が中学の部活自粛通知

連日の猛暑に運動着で下校する飯田市緑ケ丘中の生徒たち=18日午後3時25分連日の猛暑に運動着で下校する飯田市緑ケ丘中の生徒たち=18日午後3時25分
 飯田市教育委員会は18日、熱中症を防ぐため、当面は部活動を原則行わないよう、市内の全9中学校に通知した。同市では厳しい暑さが続いており、17日に愛知県豊田市の小学生が熱中症で死亡したことも受けた。

 通知は、市内の全19小学校校と22カ所の学童保育施設にも送付。大会が近いなど特別な事情がある場合を除いて部活動を中止することや、屋外での授業を行わないこと、涼しい服装を積極的に取り入れることなどを呼び掛けた。今月23〜26日に予定される各校の終業式までの対応とする。

 18日は、もともと市内各中学の部活休養日で、生徒らは部活をせずに下校。全校生徒700人余の緑ケ丘中では、学校側の指導で生徒たちは半袖とハーフパンツの運動着で一斉に下校した。同校は19日以降、登下校時の帽子着用や、授業中にぬれタオルを体に当てることなども認め、水筒持参を必須とする。

 同中3年の男子生徒(15)は「暑すぎて頭がくらくらする。制服は蒸れるので、運動着で歩くほうが体が楽」。同校の楜沢直樹教頭は「生徒の健康と安全を第一に考えたい」と話した。

 長野市教育委員会も18日、市内の全小中学校に熱中症への注意を改めて通知し、校外活動の実施は慎重に判断するよう求めた。

 同市篠ノ井西中学校は、8月上旬に予定される北信越中学総体に複数の運動部が出場する。練習は、運動量を抑え、水分補給も欠かさない。鎌田建二校長は「何か起きてからでは遅い。部活動もいざとなったら自粛することも検討している」と話す。

 信州大付属長野中学校(長野市)も17日から陸上、サッカー、テニス部の活動を朝を除き、自粛し、体育の授業で校庭を走るのも取りやめた。

(7月19日)

長野県のニュース(7月19日)