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人形劇と歩み続け40年 飯田でフェスタ開幕

フェスタの開幕を飾った人形劇団どむならんの「てんぐとかっぱとかみなりどん」=3日午前10時51分、飯田市の飯田文化会館フェスタの開幕を飾った人形劇団どむならんの「てんぐとかっぱとかみなりどん」=3日午前10時51分、飯田市の飯田文化会館
 飯田市を主会場に開く国内最大級の人形劇の祭典「いいだ人形劇フェスタ2018」(実行委、飯田市、市教委主催、信濃毎日新聞社など共催)が3日、開幕した。前身の「人形劇カーニバル飯田」を含めて40周年の節目で、10年ごとの「世界人形劇フェスティバル」を併催。12日までの10日間、国内外の299劇団が約620公演を繰り広げる。

 午前10時に同市の飯田文化会館で開いたオープニングセレモニーでは、フェスタのポスターの原画を描いた市鼎小学校1年の杉本和香奈さん(6)が登場。「皆の夏の思い出がいっぱい集まってきたよ」と言ってつえを振ると、市内の子どもたちが描いた300枚ほどの絵が「プロジェクションマッピング」で会場の壁や天井に映し出された。

 セレモニーに続き、三重県の「人形劇団どむならん」が、5月に死去した加古里子(かこさとし)さん原作の「てんぐとかっぱとかみなりどん」を披露。人形の動きに合わせ、子どもたちは大笑いしたり、息をのんだり。最後は三味線の音に合わせて観客が手拍子をし、会場が一体となった。

 家族と毎年フェスタを訪れるという愛知県豊明市の小学2年生の酒井琥白(こはく)君(8)は「人形が生き生きとして面白かった。人形劇大好き」。上田市出身で飯田女子短大(飯田市)2年の手塚智恵さん(20)は「飯田がにぎやかになってびっくり」と話していた。

 海外からは18の国・地域の28劇団が出演。11日には世界16都市の人形劇関係者らが集まる「人形の友・友好都市国際協会」(AVIAMA)の総会がアジアで初めて飯田市で開かれる。

(8月3日)

長野県のニュース(8月3日)