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総文祭 伊那で郷土芸能部門が開幕

阿南高の郷土芸能同好会が披露した「新野の雪祭り」幸法の舞=8日、県伊那文化会館阿南高の郷土芸能同好会が披露した「新野の雪祭り」幸法の舞=8日、県伊那文化会館
 県内で開催中の全国高校総合文化祭「2018信州総文祭」は2日目の8日、郷土芸能部門の発表が伊那市の県伊那文化会館で始まった。この日は、阿南高校(下伊那郡阿南町)が伝承芸能部門、辰野高校(上伊那郡辰野町)が和太鼓部門に出演。全国から訪れた観客が見つめる晴れ舞台で、練習の成果を披露した。

 阿南高郷土芸能同好会の13人は、阿南町新野(にいの)に伝わる国重要無形民俗文化財「新野の雪祭り」の一幕を発表。横笛の音色が響き、薄い板をつないだ楽器「ビンザサラ」を持って4人が舞った。その後、優しい表情の神様「幸法(さいほう)」が舞台中央で五穀豊穣(ほうじょう)を願う舞を踊った。幸法を演じた会長で3年の奥田裕貴さん(18)は「緊張したけれど全力が出せた」と満足そうだった。

 辰野高桜陵(おうりょう)太鼓部の13人は、春に校舎周辺で咲き乱れる桜の花をイメージしたオリジナル曲「桜花爛漫(らんまん)」を演奏した。テンポの速い曲調で、演奏中に「ハイ」などの掛け声が威勢よく響いた。部長で3年の赤羽希海(のぞみ)さん(17)は「みんな練習の成果を発揮して悔いのない演奏ができた」と笑顔を見せた。

 郷土芸能部門は10日まで同館で開き、伝承芸能部門に20校、和太鼓部門に37校が出演。この日は計15校が出演し、香川県で歌われる民謡「こんぴら船々」などの発表があった。コンクール形式で、両部門の上位2校が、25、26日に国立劇場で開催される全国高校総合文化祭優秀校東京公演に出演する。

(8月9日)

長野県のニュース(8月9日)