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少雨で渇水対策本部 飯山市と木島平村が設置

少雨で水位が下がった桂池=8日、飯山市寿少雨で水位が下がった桂池=8日、飯山市寿
 少雨に伴って農業用水が不足しているとして、飯山市と下高井郡木島平村が8日までに、渇水対策本部を設置し、対策に乗りだした。飯山市は、水田から排水した水を循環させるポンプ機器の助成費を増やし、農作物の水やり用に臨時給水所を5カ所に設ける。

 市によると、市寿にあるため池「桂池」や千曲川などの水位低下が目立ち、小境と柳沢、小泉の3地区の水不足が深刻という。渇水対策本部は7日に設置。区や用水組合に対するポンプ機器の助成を充実させ、10日から終末処理場などに臨時給水所を設けると決めた。関連費用970万円を専決処分した。

 飯山の7月の降水量の平年値は151ミリ。今年7月は123・5ミリだが、同5日に110ミリ降ってから、まとまった雨がないという。市農林課は「出穂期であり水が必要。何とかして確保していきたい」としている。

 木島平村では馬曲川下流地域の一部で既に農業用水が行き届かなくなっており、排水路から水をポンプアップして再利用する地区がある。村は7月31日、渇水対策本部を設置した。節水や取水時間をずらすなどの調整を要請したほか、取水ポンプの燃料費補助を決めた。村産業課は「何とか収穫期を迎えられるようにしたい」と話した。

(8月9日)

長野県のニュース(8月9日)