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飯田市と仏シャルルビル・メジェール市 人形劇のまち友好30年

地元の子どもたちが風船を飛ばして祝った「シャルルビル・メジェール通り」の命名式と、通りの名前を記した看板(左上)地元の子どもたちが風船を飛ばして祝った「シャルルビル・メジェール通り」の命名式と、通りの名前を記した看板(左上)
 飯田市は9日、人形劇のまちとして世界的に知られるフランスのシャルルビル・メジェール市との友好都市提携30周年を記念する行事を市内各地で開いた。シ市のボリス・ラビニョン市長夫妻を招き、同市の名前を冠した通りの命名式や植樹などで交流。市長同士の会談では、人形劇を通じた30年の交流を経済や青少年教育などの分野にも発展させたい―との考えを示した。

 午前11時に市役所に到着したラビニョン市長夫妻を、牧野光朗市長夫妻と約200人の職員が出迎え。庁舎C棟入り口に両市の友好関係を記した記念プレートを飾った。同じプレートは同市高羽町の飯田人形劇場にも設置した。

 市役所での会談で牧野市長は「人形劇のつながりをさまざまな分野に広げたい」と提案。ラビニョン市長は「私たちも同じ『野心』を持っている」と述べ、互いへの企業立地や青少年交流の実現を主張。シ市には国立の高等人形劇芸術学院があり、牧野市長が「(飯田の青少年が)学院を短期間体験できるプログラムがあるといい」と求めると、ラビニョン市長は「学院長と早速話してみる」と応じた。

 午後は各地を巡り、龍江地区では、桜の名所として知られる天竜川沿いの市道約2キロを「シャルルビル・メジェール通り」と命名する式典を開催。中心市街地では、シ市の市木のニレと、飯田市の市花のミツバツツジを植樹した。

 シ市はフランス北部の人口5万1800人の都市。世界最大規模の人形劇フェスティバルを開催し、国際人形劇連盟(ウニマ)の事務局がある。飯田市とは1988(昭和63)年に友好都市提携を締結。2011年に市内の街路を「飯田通り」と名付けた。

(8月10日)

長野県のニュース(8月10日)