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都市大塩尻高の教諭処分 生徒に「行き過ぎた指導」

 東京都市大塩尻高校(塩尻市)サッカー部顧問の1人の男性教諭(40)が、生徒に対して行き過ぎた指導があったとして、1日付で全ての校務から外されていたことが10日、分かった。同校によると、県教委の懲戒処分の停職に相当するという。現時点で教諭の復職の予定はないとしている。

 行き過ぎた指導は、同校の調査などで発覚した。同校によると、教諭は5月に松本市内であったサッカー部の練習試合の際、プレーや指導を聞く態度をとがめるため、1年生部員の腕をつかんで更衣室に連れて行った。この際、平手で顔を殴ったり、胸ぐらをつかんだまま体を何度もロッカーに押しつけたりしたとの情報があった。7月にはトイレで、サッカー部以外の2年生男子の胸ぐらをつかむなどし、暴言があったとの情報もあった。

 同校の聞き取りに対し、教諭は暴力や暴言を否定しているが、同校は、生徒を個室に連れ込むなど、生徒が過度な恐怖を感じるような指導には少なくとも問題があった―と判断。三浦章校長は取材に「生徒や職員、学校を守るのが校長の役割で責任は私にある。申し訳ない」とした。保護者らにも説明した。

 同校によると、教諭は当初は外部コーチとしてサッカー部に関わり、17年度に同校に正規採用された。クラス担任も務め、授業の評価は高かったという。

 教諭は日本サッカー協会公認A級コーチライセンスを持っていた。県サッカー協会の松田正己会長は取材に、事実関係を把握していないとした上で「問題があったなら調べて対処したい」としている。

(9月11日)

長野県のニュース(9月11日)