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松本盲学校でブラインドサッカー 障害者スポーツ 楽しみ競って

隣り合う人にパスする練習をする参加者たち隣り合う人にパスする練習をする参加者たち
 2020年東京パラリンピックの正式種目でもあるブラインドサッカーの体験会が10日、松本市の県松本盲学校であった。県ブラインドサッカー協会長の中沢医(おさむ)さん(50)=坂城町=やサッカーJ2松本山雅FCの田中隼磨選手(36)らが来校。幼稚部から高等部の約30人が競技に親しんだ。

 動くと鈴のように音が鳴るボールを使い、全盲でない参加者はアイマスクを着けるなどした。床に置いたボールに左右交互に足を乗せたり、足の内側で蹴ったりする基本を習得。PKの練習では、ガイド役の参加者がゴール裏から声を掛け、アイマスクを着けた田中選手がシュート。田中選手もキーパーになり、子どもたちが次々とゴールネットを揺らした。

 ともに中学部2年の米窪舞華さん(14)は「田中選手のシュートは強くてすごかった」、降旗柚結(ゆずゆ)さん(13)は「パスする相手の声が聞こえづらかったけれど、うまくできた」と楽しんだ様子だった。

 体験会にはブラインドサッカー日本代表公式ソングを歌う飯田下伊那地方出身のロックユニット「GLIMSPANKY(グリムスパンキー)」がビデオメッセージを寄せ、「競技の楽しさや熱さが伝わるといい。みんなで楽しみましょう」と呼び掛けた。

 NPO法人日本ブラインドサッカー協会(東京)によると、競技は全国的に関心が高まっており、現在のチーム数はFC長野RAINBOW(坂城町)を含む21チームと4年前より9増えた。同校の矢野口仁校長は「東京大会の機運を大切に松本盲学校も頑張っていこう」と話していた。

(9月11日)

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