長野県のニュース

青木の五島慶太生家解体へ 8月に一部焼失

8月の火災で屋根などを焼失した五島慶太の生家=11日、青木村8月の火災で屋根などを焼失した五島慶太の生家=11日、青木村
 8月に屋根などの一部を焼失した小県郡青木村出身で東急グループ創始者の五島(ごとう)慶太(1882〜1959年)の生家が9月中にも解体されることが11日、分かった。ただ、五島の没後60年を迎える2019年に向けて顕彰活動を続けてきた村側は、生家の再建を視野に置いており、作業は資材をどれだけ残せるか見極めながら進められる。村は、解体工事費の一部負担金など関連費用100万円を盛った本年度一般会計補正予算案を開会中の村議会に提出した。

 村は19年に向け、県の元気づくり支援金を活用し、五島に関するDVDの作成、立て看板設置などを進めていた。火災は8月14日夕に発生。木造2階建ての生家の、屋根や2階の壁、床など約116平方メートルを焼いた。村や上田署によると、落雷が原因とみられる。

 村では解体後、生家の再建、焼け残った部分の移築保存など活用策を検討する。村商工観光移住課の新津俊二課長は、「(五島を)多くの人に知ってもらえるような活用策を、関係団体も踏まえて協議していきたい」としている。

 生家を所有している近くの上野チエさん(83)は、村の対応について「ありがたい話。村の取り組みに協力したい」と話している。

(9月12日)

長野県のニュース(9月12日)