長野県のニュース

彩り華やか「振袖蘭」 コチョウランの花びらに絵付け 上田

コチョウランに絵柄を描く下原さんコチョウランに絵柄を描く下原さん
 上田市秋和の花店「花Lab(ラボ) マルズミ」はコチョウランの花びらに特殊な塗料で花やチョウなどの絵を描いた「振袖蘭(ふりそでらん)」を販売している。目を引く華やかさを加えたいと、約1年半かけて考案。徐々に人気が出ているという。

 コチョウランは「幸福が飛んでくる」といった花言葉から縁起が良いとされ、年間を通して贈答用に使われる。お祝いの花が並べられる中で「ひときわ目立つような独自性がほしい」と従業員らが話し合い、花への絵付けに取り組んだ。

 色を塗っても花が傷まず、飾る期間が短くならないように、試行錯誤して使用する筆や塗料を選んだ。6月から販売を始めた。同店役員の下原直幸さん(38)は「何百種類も塗料を試したが、次の日に見ると花が枯れていることもあった」と振り返る。「東京五輪に向け、海外からの旅行客の目に触れる機会も多くなる。一つの芸術作品として感動してもらえるようにしたい」と話している。

 振袖蘭は「薔薇(ばら)」「菊花」「桜」「梅花」の4種類の絵柄を用意。各3万5千円(税別)。注文に合わせて絵柄を描くこともできる(値段は相談)。コチョウラン一輪に無料で絵柄や文字を入れるサービスもある。問い合わせは同店(電話0268・75・8427)へ。

(9月13日)

長野県のニュース(9月13日)