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県内、風疹患者新たに5人 予防接種など呼び掛け

 県は12日、今月3〜9日の1週間に県内で5人の風疹患者を確認し、今年の県内の患者数が計7人になったと発表した。風疹は東京都や千葉県などの関東を中心に患者数が急増している。県保健・疾病対策課は「県内の感染者は今後も増える恐れがある」とし、免疫のない人に予防接種などを呼び掛けている。

 風疹は、患者のせきやくしゃみなどを吸い込むことで感染し、発熱、発疹、リンパの腫れなどが現れる。同課によると、7人の内訳は男性が6人、女性が1人。全員成人で、20代が2人、30代が3人、40代が2人。県と長野市の11保健所別では松本が4人と最多で、諏訪、伊那、長野市が各1人だった。

 県内の風疹患者は8月13〜19日の週に今年初めて1人が確認され、20〜26日の週にも1人を確認。27日〜9月2日の週には確認されなかったが、3〜9日の1週間で急増した。同課は、約2〜3週間の潜伏期間を経て発症することから、お盆期間の人の移動などが影響したとみている。

 同課などによると、予防にはワクチン接種が有効だが、妊婦は胎児への影響の恐れがあるためできない。1979(昭和54)年4月1日以前に生まれた男性は、接種を受ける機会がなかったため、特に注意が必要という。

 風疹は、2013年に国内で患者数が1万4千人を超える大流行が起き、県内でも62人が感染。14〜17年の患者数は多い年で4人だった。

(9月13日)

長野県のニュース(9月13日)