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重なる「吉」あふれる幸せ 結婚記念証求め1日最多の8組 茅野

「結婚記念証」に添える写真を市職員に撮影してもらう篠原さん夫婦「結婚記念証」に添える写真を市職員に撮影してもらう篠原さん夫婦
 三つの吉日「天赦日(てんしゃにち)」「一粒万倍(いちりゅうまんばい)日」「大安」が重なった13日、茅野市が8月1日に無料発行を始めた結婚記念証を手に入れようと、これまでで最多の8組が市役所窓口を訪れた。サービス開始以来の平均は1日1・1組で、大きく上回った。市によると、今年三つの吉日が重なるのは13日だけ。中にはともに市外在住というカップルもいた。

 天赦日は万事に障(さわ)りなしという吉日とされ、一粒万倍日は一粒のモミが万倍にも実る稲穂になるとの意味で物事を始めるのに良い日とされる。大安を含む三つの吉日が13日に重なることは、ネット上などで話題になっていた。

 近く挙式する原村の自営業篠原英利さん(46)と茅野市泉野の彩美さん(32)の夫婦は、吉日が重なることを知り茅野市に婚姻届を提出。記念証に載せる写真撮影のために市が作ったパネルの前で、幸せそうな表情を浮かべた。

 英利さんは「大切な思い出になる」。彩美さんは、4種類ある記念証のデザインの中から、茅野市章を結婚指輪に見立てて赤い糸でつないだデザインを選び「かわいい。大事に保管する」と喜んだ。

 市地域戦略課によると、これまでに記念証を受け取ったのは34組で、うち5組は夫婦とも市外在住。記念証を手に入れるために茅野市に足を運んで婚姻届を提出したらしい。

 同様に結婚証を発行している諏訪市では同日、5組が結婚証を受け取った。市外在住カップルはおらず、市市民課は「始めたばかりの茅野市の方に目が向けられたのではないか」としている。

(9月14日)

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