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県内で遭難相次ぐ 北ア前穂高岳1人死亡

 3連休最終日の8日、北アルプスや中央アルプスなど県内山岳で遭難が相次いだ。

 午前10時ごろ、北ア前穂高岳南側の斜面(標高約3千メートル)で2人で登山していた愛知県瀬戸市の会社員板垣導彦さん(53)が滑落。県警ヘリコプターで松本市内の病院に搬送されたが、死亡が確認された。松本署によると、死因は全身を強く打ったことによる多発外傷。

 午前11時ごろには前穂高岳のパノラマコース(標高約2200メートル付近)で4人で登山していた東京都世田谷区の女子大学生(24)が滑落し、左足首をねんざ。横尾の本谷橋付近では、さいたま市の会社員女性(55)が足を滑らせて転倒し、左足首をねんざした。

 中ア経ケ岳(標高2296メートル)では、上伊那郡南箕輪村の登山口から日帰りの予定で1人で登山に出掛けた安曇野市豊科の会社役員水谷宣史(のぶひと)さん(79)が行方不明となり、9日午前から伊那署員や中ア地区遭対協隊員が捜索に向かっている。同署によると、水谷さんはえんじ色の上着にベージュのズボン姿で、つば付きの白い帽子をかぶり、青色のザックを背負っているという。

 南佐久郡南牧村の飯盛山(めしもりやま)(標高1643メートル)では8日、登山中だった東京都町田市の無職女性(78)が夫(79)とはぐれて行方不明となり、9日朝、捜索していた佐久署員らが発見、救助した。女性は同郡小海町内の病院に運ばれ、けがはないもよう。

(10月9日)

長野県のニュース(10月9日)