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県区4野党、候補一本化 次期参院選へ共闘合意

 立憲民主、国民民主、共産、社民の野党4党県組織代表が9日までに、2019年夏の次期参院選県区(改選定数1)で、候補を一本化することで合意した。県区の改選定数は16年前回選で2から1に削減。前回選は野党共闘が成立、民進党(当時)新人に一本化し、自民党現職を破った。昨秋の衆院選では足並みがそろわなかったが、次期参院選に向け、共闘の再構築を図る。既に国民民主は現職で県連代表の羽田雄一郎氏(51)、共産は新人で県委員会書記長の長瀬由希子氏(50)の擁立を発表しており、今後具体的な人選や政策の調整を進める。

 来年7月28日で羽田氏と共に任期が満了する自民党現職で党参院幹事長の吉田博美氏(69)は9日、参院選に向けた態度を明らかにしなかった。

 野党4党の会合は、憲法改正などに反対する県内の複数の市民グループでつくる「信州市民アクション」の呼び掛けで8日、長野市内で開いた。市民グループのほかに羽田氏と、前回選で野党統一候補として初当選し現在は立憲民主党県連代表の杉尾秀哉氏、共産党県委員長の鮎沢聡氏、社民党県連代表の竹内久幸氏(県議)が参加。非公開で話し合い、憲法と安全保障、沖縄米軍基地問題、原子力政策、経済政策(アベノミクス)で安倍晋三政権と対峙(たいじ)する姿勢を確認した上で、候補一本化で合意したという。

 会合後に記者会見した安曇野ちひろ美術館(北安曇郡松川村)常任顧問で信州市民アクション共同代表の松本猛氏は「安倍政権と戦うためには、どうしても野党候補を統一しなければいけない」と強調。羽田氏も「1対1でなければ自民党を利することになる」と述べた。鮎沢氏は「政党間でしっかりとした共通公約、相互支援など、本気の共闘の体制」の構築が前提とした上で、一本化に向けた候補取り下げに言及した。

(10月10日)

長野県のニュース(10月10日)