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オペラ座初契約「夢のよう」 中野出身の東さん、15日から来年1月

新国立劇場での公演に向け、リハーサルする二山さん(右)と東さん=8月新国立劇場での公演に向け、リハーサルする二山さん(右)と東さん=8月
 松本市出身のバレエダンサー二山治雄さん(22)に続き、中野市出身の東(ひがし)真帆さん(19)がパリ・オペラ座バレエ団と短期契約することが9日までに決まった。期間は15日〜来年1月2日で、ともに長野市の白鳥バレエ学園出身。日本バレエ協会(東京)は、同じ教室の2人が同じ時期に短期契約するのは「恐らく日本初の快挙」としている。

 東さんは7月に外部入団試験を受験。世界各地の女性約110人のうち上位20位以内に入り、短期契約の申し入れを受けた。ロシアのワガノワ・バレエ・アカデミーに留学中の東さんは同学園を通じ「幼い頃から憧れてきたバレエ団。踊るチャンスができたのは夢のようなことで今でも信じられない」とコメントした。

 東さんは6歳の時に同学園でバレエを始めた。アカデミーを休学し短期契約に臨む。学園で教えた塚田みほりさんによると、東さんは体や関節が柔らかいが(踊りを)まとめるのが苦手で、コンクールでは良い結果が出ずに泣いてきたという。塚田さんは「素直で癖のない踊りをする点が認められたのでは。いっぱい学んでほしい」と激励する。

 3度目の短期契約となる二山さんは11月下旬〜来年1月上旬にオペラ座で上演する「シンデレラ」で時計役などのキャストに決まった。取材に「モチベーションが上がる」と喜んだ。前回までの短期契約中はバレエも生活面も手探り状態で不安な気持ちのまま過ごしたといい、「(夏に)帰国して気持ちを切り替えられた。一つ一つ積み重ねたい」と意気込んでいる。

(10月10日)

長野県のニュース(10月10日)