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リニア中央アルプストンネル山口工区 来月1日に安全祈願

 リニア中央新幹線の中央アルプストンネル山口工区(木曽郡南木曽町―岐阜県中津川市、4・7キロ)の本格着工に向け、作業用トンネル(斜坑)の安全祈願が中津川市山口地区で11月1日に開かれる。南木曽町の向井裕明町長が10日夜の町リニア中央新幹線対策協議会で明らかにした。

 山口工区は、独立行政法人鉄道・運輸機構がJR東海から発注業務を受託。岐阜県側から掘り進める。長野県側で掘削するためには、南木曽町内の妻籠水道水源の保全対策について同協議会から了承を得る必要がある。県境まで掘削が進むのに早くても3年かかるという。

 中アトンネルは全長23・3キロで、西端の山口工区は長野県側1・1キロ、岐阜県側3・6キロ。山口地区で11月後半から斜坑の掘削に取りかかり、本坑(本線トンネル)の掘削開始は来年夏になる。

 同工区のトンネル掘削残土(発生土)は90万立方メートル。このうち20万立方メートルは中津川市田瀬地区に置く予定。山口地区にも仮置き場を確保している。同地区に設けた坑口の作業場(ヤード)の準備工事は昨年10月に始めていた。

(10月11日)

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