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スキー産業の活性化策考える集い 軽井沢

 県内のスキー場関係者などでつくる「スノーリゾート信州」プロモーション委員会は2日、ウインターシーズン開幕を前に、スキー産業の活性化策を考える集い「ウィンターミーティング」を北佐久郡軽井沢町で初開催した。通年型リゾートへの転換を図りながら集客する白馬観光開発(北安曇郡白馬村)の和田寛社長が基調講演。新規投資でスキー場の新たな魅力を発信しながら、集客力や顧客満足度を高めることが必要だと訴えた。

 スキー場関係者を中心に約150人が聴講した。和田社長は、国内はスキー人口減少に伴うスキー場の「供給過剰」によって価格競争を招き、利益率が低下していると分析。老朽化したリフトの更新など設備投資も不十分で、「顧客満足度が上がらない」と指摘した。

 一方、近年の米国のスキー市場は来場者を増やしながら単価向上に成功し、「高い利益率と再投資がさらに顧客満足度を高めている」と解説。国内もスキー場間の価格競争から脱却し、通年型施設への移行や施設の刷新を続けながら「単価と顧客満足度の向上」を目指すべきだとした。

 同委員会は、3日から順次オープンする県内スキー場の利用者数について、今季は目標を700万人以上(前季657万1千人)と設定。今回の集いはスキー業界の現状や将来像を共有しようと企画し、小型無人機ドローンをスキー場のプロモーションに活用するための勉強会もあった。

(11月3日)

長野県のニュース(11月3日)