長野県のニュース

県内の特殊詐欺阻止415件、最多に 9月末時点

 県内で今年、特殊詐欺の被害を家族や金融機関、コンビニの店員らが未然に防いだケースが9月末時点で415件(暫定値)に上り、県警が統計を取り始めた2011年以降で最多だった17年の379件を上回ったことが7日、県警生活安全企画課のまとめで分かった。今年は、はがきによる架空請求詐欺が多く、同課は、家族が気付いて阻止した事例が多かったとしている。

 同日、県防犯協会連合会などが長野市内で開いた会議で県警が説明した。1〜9月の県警の被害認知件数を合わせた「発生件数」に占める割合「阻止率」は79%、未然に防いだ額は3億2059万円に上る。ただ、被害額は2億4423万円と依然巨額の状況が続いている。

 同課によると、415件のうち、最も多い179件(43%)は家族が気付いて阻止したケース。コンビニ従業員による阻止が59件(14%)、金融機関職員による阻止が49件(12%)で続いた。

 今年は架空請求詐欺の被害が目立ち、9月までの被害は46件(43%)、被害額1億5909万円(65%)。はがきで届く場合は家族が目にして阻止する例が多い一方、メールだと本人以外が気付きにくい盲点もある。封書で「重要」と書かれていたり、窓付き封筒を使われていたりするとだまされる例があるという。

(11月8日)

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