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除雪車の出番あるかな 上高地線で試運転

除雪車の試運転に備えて車体を確認する職員=松本市の上高地線新村駅、25日午後11時48分除雪車の試運転に備えて車体を確認する職員=松本市の上高地線新村駅、25日午後11時48分
 アルピコ交通(松本市)は25日深夜から26日未明にかけて上高地線で除雪車の試運転をした。レール上に20センチ程度の積雪があれば出動する。今年の松本は平年より気温が高い見込みで、同社は出番は少ないとみている。

 除雪車は全長約7メートルのディーゼル機関車の前後にロータリー式とラッセル式の除雪機を連結しており、長野電鉄(長野市)から譲り受けた。試運転は、新村駅(松本市)で最終列車が出発した後の25日午後11時40分すぎ、保線などを担当する職員3人が乗り込んで出発。時速30キロで全線を走行し、異常がないか確認した。

 長野地方気象台(長野市)によると、松本の26日朝の最低気温は2・5度で、平年より2・4度高い。担当者は「11月は大気の流れの影響で上空の寒気が南下しにくい状況が続いているため」と説明。今後も暖冬傾向が続きそうという。

 除雪車は3時間ほどかけて新村駅に戻ってきた。乗車した犬飼武久さん(46)は「雪への備えはしっかりしたい」としつつ、「鉄道の担当者としては雪は少ない方がありがたい」と話していた。

(11月26日)

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