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「台鉄」デザイン車両 しなの鉄道イベントに登場

田中駅に停車するしなの鉄道の「台鉄自強号色」の列車田中駅に停車するしなの鉄道の「台鉄自強号色」の列車
 しなの鉄道(上田市)は1日、信越線の軽井沢―上田間の開業130周年と、台湾の台湾鉄路管理局(台鉄)との友好協定締結記念行事を田中駅(東御市)と軽井沢駅(軽井沢町)で開いた。台鉄の高速列車のデザインに塗装したしなの鉄道の車両が軽井沢―上田間を臨時運行し、田中駅には「田中」姓の人たちが集結。交流を取り持った田中駅の誕生130年を祝った。

 台湾中西部にある台鉄・田中駅に着目したしなの鉄道が、互いの海外誘客に生かそうと提案し、3月に協定を結んだ。

 1日午前、先頭部が明るい黄色とオレンジ色の「台鉄自強号色」の列車が田中駅に到着。ホームで開いた式典でしなの鉄道の玉木淳社長は「田中駅が結んだ縁を深め、日本と台湾の交流を促進したい」。台鉄の朱来順主任秘書は自強号色運行などを喜び「ぜひ台鉄も訪れてほしい」と呼び掛けた。地元田中小学校5年生は歌や演奏で歓迎した。

 運転免許証などを示して「田中」姓を証明すると記念プレートがもらえるなどの特典があり、受け取った佐久市の会社員田中いずみさん(45)は「平凡な名字だけど、今日は少し誇らしい」。東御市内では信州とうみ観光協会による田中さんを対象にした日帰りツアーも行った。

(12月2日)

長野県のニュース(12月2日)