長野県のニュース

知事「民間投資呼ぶ施策を」 リニア効果波及考える有識者検討会

 リニア中央新幹線の整備効果を波及させる施策を考える国土交通省の有識者検討会が17日、都内で開かれた。阿部守一知事が出席し、飯田市に設置予定の県内駅をはじめ中間駅地域への民間投資を呼び込むための新施策の具体化などを提案した。

 阿部知事は、東京・名古屋・大阪の三大都市圏と中間駅地域双方の基盤整備に取り組む事業者に、税制優遇などのインセンティブ(動機づけ)を導入するよう提案。均衡ある発展が図られ、「首都圏への一極集中の是正につながる」と強調した。災害時のリスクを分散するため、現在は大都市に偏在している政府機関や民間研究拠点の中間駅地域への移転推進も求めた。

 国はリニア開業で人や物・情報などが集まる「スーパー・メガリージョン」(超巨大都市圏)が形成されるとしており、検討会は2019年夏ごろまでに効果を最大化させるための構想を取りまとめる方針。この日の会合には中間駅ができる長野、神奈川、山梨各県の自治体幹部が集まった。飯田市の牧野光朗市長も参加し、駅周辺のまちづくりについて説明した。

(12月18日)

長野県のニュース(12月18日)