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地域の正月、伝統の灯 佐久の本郷地区「道祖神祭り」

 佐久市春日の本郷地区で3日夜、健康長寿や五穀豊穣(ほうじょう)などを祈る「道祖神祭り」が開かれた。「輿(こし)」と呼ばれる山車には、住民やその親戚らの名前を記した100以上のちょうちんがずらり。6基の輿が連なって進むと、地区内は幻想的な雰囲気に包まれた=写真。

 各集落ごとに午後6時すぎ、佐久浅間農協佐久望月支所春日店から輿を引き始めた。子どもや大人は輿の後部で太鼓を打ち鳴らし「よーい、よーい」と掛け声を上げた。沿道の住民らは自分の名前が記されたちょうちんを探したり、写真を撮ったりした。

 祭りの保存会によると、市無形民俗文化財の同祭りは200年以上の歴史があり、毎年1月3日に行う。会長の安川叡春さん(76)は「例年になく子どもが参加し、声もよく出ていた。これからも若い人が祭りを続けてくれるとうれしい」と話していた。

(1月5日)

長野県のニュース(1月5日)