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本の福袋、出合いにわくわく 松本市の11図書館

「本の福袋」が並ぶ書架。来館者は「どっちにしようかな」などとじっくり選んでいた「本の福袋」が並ぶ書架。来館者は「どっちにしようかな」などとじっくり選んでいた
 松本市の市中央図書館など計11の市立図書館で4日、「本の福袋」の貸し出しが始まった。3冊ずつ新聞紙で包み、表に付けたのし紙に「未来をつくる」「どこ行きたい?」といった中身のヒントを添えた。市中央図書館では来館者が福袋が並ぶ書架を行き来し、包みの大きさやヒントを手掛かりにじっくり選んだ。

 新年に新しい分野の本に出合う機会をつくろうと2013年に始め、7回目の企画。好評で年々数を増やし、19年は前年より70袋ほど多い約600袋を用意した。大人用と子ども用があり、1人1袋ずつ借りることができる。

 市中央図書館では職員約30人が1カ月かけ準備。借り手が少ない本も選ぶようにし、ヒントも「信州あるある」「もやし」などと多彩だ。司書の園田絹代さん(65)は「自分では選ばないような本と出合い、本の世界を広げてほしい」とした。

 同市島立の主婦、斉木久美子さん(44)は「中身を想像するのが楽しい」と迷いつつ、ヒントに「濃い」と書かれた福袋を選んだ。「濃い内容の小説かな…。家でゆっくり楽しみます」と話していた。

 用意した福袋がなくなり次第、終了する。

(1月5日)

長野県のニュース(1月5日)