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馬籠観光協会、木曽観光連盟に復帰準備

木曽観光連盟に復帰する方向の馬籠観光協会の事務所=11日、岐阜県中津川市馬籠木曽観光連盟に復帰する方向の馬籠観光協会の事務所=11日、岐阜県中津川市馬籠
 旧中山道の馬籠宿をアピールする馬籠観光協会(岐阜県中津川市)が、いったん脱退した木曽観光連盟に今春復帰する準備をしていることが11日、分かった。連盟には、木曽郡の観光団体などが加わる。2016年に文化庁の日本遺産に認定された木曽路が長野県側だけだったなどから脱退したが、再び県境を越えた観光振興を目指す。

 馬籠宿は旧木曽郡山口村に位置。馬籠観光協会は昨年11月の役員会で加入し直す方針を決めたという。既に木曽観光連盟事務局と協議しており、連盟が5月をめどに開く役員会の了承を経て復帰する。

 2000年代後半、木曽郡南木曽町の妻籠宿と、馬籠宿を中心とした旧中山道を世界文化遺産に登録する機運が盛り上がったが、実現しなかった。その後、日本遺産を両宿で目指す動きも立ち消えに。

 南木曽町は木曽郡の他5町村と塩尻市で日本遺産を申請し、16年4月に「木曽路はすべて山の中〜山を守り山に生きる〜」として認定。この経緯などがあり、馬籠観光協会は17年3月に木曽観光連盟を脱退した。

 馬籠観光協会の佐々木保会長(64)は「今も木曽地域の一員という意識がある。一緒に活動できればいい」。木曽観光連盟の上垣外(かみがいと)浩之事務局長は「妻籠宿と馬籠宿は以前から一緒に活動しており、歓迎したい」としている。

 木曽観光連盟には観光団体のほか、木曽郡の町村や塩尻市、中津川市などが加わっている。

(1月12日)

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