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長期休暇 半分超休養日に 中学部活で指針案 県教委

 県教委は15日、公立中学校の運動部活動の新たな活動基準として、長期休暇中に休暇日数の半分を超す休養日を設ける方針を明らかにした。スポーツ庁のガイドラインに沿った対応で、この日の県スポーツ推進審議会で県指針の改定案を示した。県立高校の運動部の活動指針を新たに作り、活動時間を平日、休日とも3時間程度までとすることを提案。委員の反対はなく、学校などの意見を踏まえて2018年度内に正式に決める。

 中学の改定案では、休養日を学期中と長期休暇中とに分けて設定。学期中は平日に1日以上、土日はいずれかを少なくとも休養とし、長期休暇中は日数の半分を超す休養日を設けるほか、ある程度まとまった休養期間を設定することも盛り込んだ。1日当たりの活動時間は、平日が2時間程度、休日が3時間程度までとする。

 高校運動部の指針案では、学期中は中学と同じく、週2日以上の休養日を原則設ける。長期休暇中はこれに加え、ある程度まとまった休養期間を設定。活動時間が大会や練習試合により基準を超える場合は、他の日に調整することなどを求める。

 県内公立高校を対象とした県教委の調査(18年7月)で、シーズン中の活動時間(休日)は3時間以下49%、4時間30%、4時間以上21%となった。公立中学の調査(17年8月)では6割以上の学校が長期休暇の半分以上の日数を休養日とした。県教委スポーツ課は「生徒の健やかな成長を第一に考えると、一定の制限が必要。部活動の過度な練習は控えてもらいたい」としている。

 この日の審議会では「平日2時間の練習では、強くなろうと競技性を求めるには短すぎる」との発言もあった。県教委は市町村教委や学校の意見を聞き、早ければ2月の県教委定例会で正式決定する。

 中高の文化部の活動指針については、文化庁の指針を基に今後検討する。

(1月16日)

長野県のニュース(1月16日)