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インフル大流行の兆し 県内1週間の患者数1・3倍に

 県内でインフルエンザが大流行の兆しを見せている。県は23日、20日までの1週間に県内87医療機関から報告があったインフルエンザ患者数が5054人に上ったと発表。1医療機関当たりの患者数は58・09人で、近年では大流行があった2005年の76・28人に次ぐ値だ。北信地方の小学4年生男児が感染後に脳症で死亡したことも明らかになっており、県教育委員会は23日、市町村教委や県立学校に通知を出し、学校での予防対策の徹底を呼び掛けた。

 インフルエンザは例年1月下旬〜2月上旬にピークを迎える。県内の20日までの1週間の患者数は、インフルエンザ警報の発令基準(1医療機関当たり30人)を今季初めて超えた前週の1・3倍に上った。

 県と長野市の11保健所別では北信(79・00人)、長野(78・00人)、飯田(74・14人)で特に患者が増えている。県は、基準を唯一下回った大町(17・33人)を含め、「全県的に流行期に入っている」(保健・疾病対策課)としている。

 県によると、20日までの1週間に、インフルエンザなどを理由に休校や学年・学級閉鎖をした小中学校、高校、幼稚園、保育園は計140施設に上っている。

 死亡した男児の地元自治体教委などによると、男児はインフルエンザの感染後、脳症を発症した。県教委保健厚生課は、子どもやお年寄りは特に注意が必要とし、「まずは感染予防に努めてもらい、具合が悪くなったら、なるべく早く医療機関を受診してほしい」としている。

(1月24日)

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