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男子高校生暴行の罪で起訴 56歳被告に無罪判決

 昨年7月に松本市内のコンビニエンスストアで男子高校生の腹部を殴ったとして、暴行の罪に問われた住所不定、無職須藤一好被告(56)の裁判で、地裁松本支部は31日、無罪(求刑懲役6月)を言い渡した。野沢晃一裁判官は「殴られたと認定できない。合理的な疑いが残り、暴行の事実を証明できない」とした。

 起訴状などによると、須藤被告は昨年7月10日午後6時20分ごろ、同市中央1のコンビニ内で、男子高校生の腹部を殴ったとされた。須藤被告は酒に酔っていて覚えていないと主張していた。

 この日の判決では、男子高校生は須藤被告にみぞおちを殴られたと証言しているが、防犯カメラの映像から殴るそぶりはあるものの、腹部に当たっているとは確認できないとした。

 長野地検の干川亜紀次席検事は「判決の詳細を確認していない」とし、控訴するかどうかも含めて「コメントできない」とした。弁護人は「証拠からも暴行の構成要件に該当しない。適正な判断をしてもらってよかった」とした。

(1月31日)

長野県のニュース(1月31日)