長野県のニュース

県人口、2年連続で「転入超過」 外国人の増加など要因

 2018年の1年間の県外から県内への転入者数が転出者を230人上回り、前年に続き「転入超過」になったことが31日、県のまとめで分かった。外国人を含めて転入者数が伸びたことが要因とみられる。一方、出生数が死亡者数を下回る「自然減」に歯止めはかからない。19年1月1日時点の県人口は、前年より1万2116人減って206万1053人となり、17年連続で前年を下回った。

 県の毎月人口異動調査に基づく18年の転入者数は、前年比1606人増の3万8264人だったのに対し、転出者数は1623人増の3万8034人。転出者の方が多い「転出超過」は09年をピークに縮小傾向が続き、17年に転入超過に転じた。

 人口が増加したのは北安曇郡白馬村や北佐久郡軽井沢町など8町村。白馬村はスキー場や宿泊施設などで外国人の雇用が増えていると説明。人口増加率は県内で最も高い2・2%だった。上伊那郡南箕輪村は前年に続き、県内で唯一、出生数が死亡者数を上回る「自然増」を維持したが、1人の増加にとどまった。一方、19市は全て前年比で人口が減少。長野市は県内77市町村で最も多い2475人減った。

 転入超過となったのは30市町村。上田市をはじめ、外国籍の転入者の増加が背景にあるとみられる。県全体の外国人人口は前年から2552人増え、3万1141人だった。

 県全体の死亡者数は前年より192人減ったものの、出生数も377人減少。04年から続く自然減は、前年に続いて1万人を超え、初めて1万1千人台となった。

(2月1日)

長野県のニュース(2月1日)