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栂池スキー場雪崩事故11年 現地で追悼式 再発防止誓う

慰霊碑に献花し、手を合わせる参列者慰霊碑に献花し、手を合わせる参列者
 北安曇郡小谷村の栂池高原スキー場で2008年、愛知大(愛知県)の女子学生2人がスキー実習中に雪崩に巻き込まれて死亡した事故で、発生から丸11年となった3日、同スキー場近くの慰霊碑前で追悼式が営まれた。大学やスキー場の関係者13人が参列し、犠牲者の冥福を祈った。

 事故は、学生を引率していた元非常勤講師の男性が、雪崩発生の危険があるとして閉鎖されていた林道コースに入り、ともに当時20歳の大木亜紀さんと大竹麻友さんが犠牲になった。

 追悼式では、参列者全員で1分間黙とうした後、慰霊碑に花を手向けた。同大の近藤智彦事務局長は「事故を重い教訓として受け止め、再発防止と、記憶を風化させないことが最低限の責務」などと追悼の言葉を述べた。

 栂池高原スキー場を含む村内3スキー場では事故後、立ち入り禁止などをスキーヤーらに知らせるための共通ルールを作り、運用してきた。栂池高原スキー場の三輪尚司パトロール隊長は「当時を知る隊員も少なくなったが、事故を伝え続けていく」と話していた。

(2月4日)

長野県のニュース(2月4日)