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県内公立高 前期選抜始まる

前期選抜で面接の諸注意を聞く受験生たち=8日午前8時45分、松本市の松本工業高校前期選抜で面接の諸注意を聞く受験生たち=8日午前8時45分、松本市の松本工業高校
 県内公立高校の前期選抜(自己推薦型入試)が8日午前、全日制79校のうち62校、多部制・単位制を含む定時制18校のうち11校で始まった。後期選抜(一般入試)などを合わせた全志願予定者の36・1%に当たる6826人が志願し、面接や作文、小論文などに臨んだ。

 松本工業高校(松本市)では、100人の募集に対し184人が志願した。試験は1人15分の面接。控室の教室に集まった受験生たちは緊張した面持ちで、膝の上で手を握り締めている生徒もいた。

 機械科を受験した松本市の男子生徒(15)は「部活の初めての試合と同じくらい緊張した」。中学で所属した卓球部で県大会に出場した経験などをアピールしたといい、「合格したら溶接などの技術を身に付けたり、就職に向けて工業高校生らしい資格を取ったりしたい」と話した。

 岡谷工業高校(岡谷市)では、100人の募集に対し169人が志願。面接に臨んだ岡谷市の女子生徒(15)は「予想外の質問もあったけれど、電気に関わる仕事に就きたいという思いを伝えられた」。上伊那郡箕輪町の男子生徒(15)は何度も面接を練習したといい「部活や文化祭に力を入れたことを話した。すごく緊張した」と振り返った。

 前期選抜は、受験生が志願理由書(自己PR文)を書いて応募。中学校が提出した調査書、面接、作文などで合否を決める。全日制の志願倍率は1・57倍で、前年度比で0・06ポイント上がった。学科別平均志願倍率は普通、農業、商業、家庭、スポーツ科学の各科で前年度を上回った。

 一部の高校では9日も実施する。合格発表は15日。

 後期選抜は3月6日に行い、合格発表は同18日。

(2月8日)

長野県のニュース(2月8日)