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駒ケ根で市民ミュージカル「走れメロス」熱演

「走れメロス」を熱演する出演者たち「走れメロス」を熱演する出演者たち
 駒ケ根市文化会館で9、10日の両日、上伊那地方や飯田市の小学生から60代まで約40人が出演する市民ミュージカルの上演があった。演目は、作家太宰治の名作「走れメロス」。10日午後の最終公演には約300人が来場し、出演者たちが熱演を披露した。

 人間不信で多くの民を処刑した国王に激怒した主人公メロスが、親友を一時身代わりにして故郷に戻り、心が折れそうになりながらも親友を救うためにひた走る。出演者たちは、さまざまな感情を身ぶりやしぐさで表現しながら登場人物を演じ、歌う場面でも表情豊かに声を響かせた。

 駒ケ根市内から訪れた女性(88)は「演劇が好きでよく見るけれど、子どもたちが熱心に練習してきたのが伝わってきた」と話していた。

 市民ミュージカルは、飯島町のNPO法人アクターズゼミナール伊那塾が主催する「A―StockTheater(エーストックシアター)」と銘打った公演プロジェクトで、4年前から続けている。今回は、同法人の前身の団体が14年前に演じた「走れメロス」の台本を脚色して上演した。

(2月11日)

長野県のニュース(2月11日)