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延びる夏休み 在り方は? 松本で「長野県高校生会議」

夏休みの在り方についてアイデアを発表する高校生たち=17日、松本市夏休みの在り方についてアイデアを発表する高校生たち=17日、松本市
 県内の高校生が集う初の「長野県高校生会議」が17日、松本市議会の議場や議員協議会室で開かれた。中信などの高校生16人による実行委員会が企画。県教委が期間を延長する方向を決めた夏休みの在り方、有意義な過ごし方について、県内各地から参加した30人が6班に分かれて議論した。

 昨夏の全国高校総合文化祭「2018信州総文祭」で生徒実行委副委員長を務めた松本県ケ丘高(松本市)2年、田口暦さん(17)=諏訪郡原村=が発案。県教委の決定を受け、夏休みの在り方に問題意識を持っていたといい、今回のテーマに選んだ。

 生徒は議論した結果を議場の演壇で発表。ある班は「土曜に授業を行って授業時間を確保し、夏休みを延ばすべきだ」と発表。別の班は「日数が増えても宿題に追われればやりたいことができない。宿題の質を上げる必要がある」とし、取り組む課題を自分で設定できるようにすべきだとした。

 部活の日数が多いとし、「顧問の先生が決めた日程に従うのではなく、生徒の意見を尊重することが必要」との意見も。「お盆明けはすぐに学校が始まるので、県外の親戚が遊びに来ても学校に行かないといけない」とし、夏休みの日数を増やすなら後ろに延ばすべきだとの声もあった。

 実行委はこの日に出た意見を県教委に報告する。田口さんは「『休み』とは、学校ではできないことをする機会だと思う。夏休みの在り方を多くの人と語り合えて良かった」と話した。

 会場には県教委、同市教委などの教育関係者の姿も。講評を求められた松本深志高(松本市)の今井義明校長(県高校長会長)は、「大人と高校生の問題意識にずれがあることが分かった。単純に日数を増やせばいいわけではないことがよく分かった」などとした。

(2月18日)

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