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しなの鉄道 継承の「赤」 高原の「青」 新型車両デザイン発表

新導入される一般車両。現車両にも使っている赤色が基調新導入される一般車両。現車両にも使っている赤色が基調 新導入されるライナー車両。高原の爽やかな風をイメージ新導入されるライナー車両。高原の爽やかな風をイメージ
 しなの鉄道(上田市)は28日、2020年から順次導入する新型車両のデザインを発表した。一般車両と、観光利用向けなどの「ライナー車両」の2種類。一般車両は現在しなの鉄道で運行する115系車両でも使用している赤色が基調で、ライナー車両は高原の風をイメージしたという濃い鮮やかな青色だ。まずライナー車両が20年7月に営業運転を始める。

 しなの鉄道が現在運行する115系は、製造から約40年が経過し老朽化や故障が目立つ。19年度から26年度にかけ、国、県、沿線市町から見込む補助を含め約110億円を投じてライナー6両、一般46両の計52両を更新する。

 新型車両は、鉄道車両メーカー「総合車両製作所」(横浜市)が手掛けるオリジナルの「SR1系」。車いすでも利用できるバリアフリートイレやドア開閉ボタンを一般、ライナーともに備える。

 一般車両は1997年のしなの鉄道開業以来車両に使ってきた赤色を基調に、金色の曲線をあしらう。

 ライナー車両はロイヤルブルーにシャンパンゴールドの4本線が入る。土日祝日は「軽井沢リゾートライナー」の名称でしなの鉄道全線で、平日は長野―小諸間の有料ライナーとして運行。無線LANのWi―Fi(ワイファイ)、電源コンセントを備える。

 この日、記者会見した玉木淳社長は「(しなの鉄道開業前の)信越線やしなの鉄道の伝統を引き継ぎ、地域に希望を与えられる車両になってほしい」と期待を込めた。

(3月1日)

長野県のニュース(3月1日)