長野県のニュース

B2優勝へ前向く選手 信州社長、B1不受理で長野市に説明

B2優勝に目標を定め、練習に励む信州ブレイブウォリアーズの選手たち=13日、千曲市B2優勝に目標を定め、練習に励む信州ブレイブウォリアーズの選手たち=13日、千曲市
 バスケットボール男子B2(2部)の信州ブレイブウォリアーズ(千曲市)が来季、B1(1部)に昇格しないことが決まってから一夜明けた13日、現ホームのことぶきアリーナ千曲(千曲市)では、「B2優勝」への気持ちを新たにし、練習に励む選手らの姿があった。一方、運営会社が、B1ライセンスの取得申請がBリーグに受理されなかったことを伏せたまま、ホームアリーナを長野市ホワイトリングに移す交渉を続けていた問題で、運営会社はこの日、同市などに説明に回った。

 ことぶきアリーナ千曲では、石川海斗主将(28)を中心に声を掛け合い、予定されたメニューをこなした。勝久マイケル監督(35)は選手たちに「優勝するチャンスはめったにない。B2優勝を目指していこう」と呼び掛けたといい、この日の練習では「選手たちから正しいマインドセット(考え方や心的態度)を感じた」という。

 飯田遼選手(23)=諏訪郡富士見町出身=は「優勝を味わうため、気持ちを込めて練習に励む」、三ツ井利也選手(24)=長野市出身=は「B1に行くためにしっかり準備できる―とポジティブに捉えることにした」と語った。

 一方、運営会社の片貝雅彦社長は13日の取材に、不受理を伏せていたことについて「リーグ理事会での最終決議前の不確かな状態で、決まり切っていないことを発表するのは、クラブとしてすることではないと判断した」と釈明した。

 Bリーグ側からB1ライセンスの取得申請を断られた昨年12月時点で、取得するライセンスを「リーグ側の指導でB2に書き換えて申請した」とし、その後、ライセンスをB1に「再変更」する交渉をしていたと説明した。

 片貝社長はこの日、長野市役所で加藤久雄市長と面会し、昇格が認められなかったことを報告。ホームアリーナの移転は認められたことを踏まえ、「市長のおかげでホームアリーナは確保できたが、財務の部分で残念ながら判定がB2になった」と説明。「最速で債務超過を解消し、晴れてホワイトリングで、B1で戦えるようにしていきたい」とした。加藤市長は「残念だが、気を取り直して頑張ってほしい」とした。

 問題は、13日の長野市議会経済文教委員会でも取り上げられ、倉島明・市文化スポーツ振興部長が、運営会社から受けた説明内容を報告。市川和彦委員長は取材に、14日の委員会で改めて質疑の時間を設けたいとした。

(3月14日)

長野県のニュース(3月14日)