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「アポ電」相当など特殊詐欺前兆は173件 今年の県内

 県内で今年1〜2月、特殊詐欺の前兆とみられる一般家庭などへの電話やはがきのうち、主に電話で親族や警察官らをかたる事例が173件あったことが14日、県警生活安全企画課のまとめで分かった。特殊詐欺グループなどが、親族などを装って被害者の個人情報を把握するために事前に電話する「アポ電」に相当する例が多いとみられる。

 アポ電は、親族などを装い、高齢者だけの世帯かどうかといった家族構成、資産状況や自宅に現金があるかを聞き出す。果物や品物を送ることなどを口実にする場合もある。同課によると県内で1〜2月にあった電話でも、件数は把握していないものの、こうした事例が含まれる。

 特殊詐欺の前兆とみられ、主に電話で親族や警察官らをかたる事例は前年1〜2月と比べ51件減少。昨年1年間では794件に上ったが、前年から25%減った。昨年中にこうした電話をきっかけに、強盗などの凶悪事件に発展した例は確認していないという。

 同課は「非通知設定でかかってきた不審な電話には出ないことが大切。留守番電話を設定し、相手の声や話の内容を確認した上で対応してほしい」と呼び掛けている。

(3月15日)

長野県のニュース(3月15日)