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県歌「信濃の国」普及 長野の太田さん・藤森さんに感謝状

感謝状を手にする太田さん(前列右)と藤森さん(前列左)感謝状を手にする太田さん(前列右)と藤森さん(前列左)
 県歌「信濃の国」の普及に貢献したとして、県は25日、1968(昭和43)年に県広報県民室長として県歌制定に携わった長野市の太田今朝秋さん(96)と、県吹奏楽連盟名誉会長で同市の藤森章さん(82)に感謝状を贈った。

 太田さんは2010年、県歌制定に至る経過を冊子「県歌『信濃の国』の誕生」にまとめており、県は昨年、制定50周年記念に増刷し、県内市町村や学校に配った。戦後、分県論が起きた際に県議会で「信濃の国」の大合唱が湧き起こり、分県の危機を救ったエピソードなどを収めた。

 元音楽教員の藤森さんは昨年、教え子に請われて「信濃の国」を吹奏楽とオーケストラ向けに編曲。多くの人に演奏してもらおうと今回、編曲した3作品を県に寄贈した。

 阿部守一知事は県庁で2人に感謝状を手渡し、「100年、200年にわたって県民を励まし、勇気づけ、癒やしとなって歌い継がれるよう努力したい」と述べた。太田さんは取材に「信濃の国はメロディーが流れてきたら自然と歌い出す県民共有の文化遺産」。藤森さんは「ますますいろいろな機会や集まりで歌い継がれてほしい」と話した。

(3月26日)

長野県のニュース(3月26日)